「世界農業遺産」認定、国東半島の原木しいたけを使用
日本一の蓄積量を誇るクヌギ林と複数のため池が連携したシステムは、日本一の原木しいたけ生産を担っています。
国東半島では、クヌギを利用した原木しいたけ栽培が伝統的に行われています。
クヌギは、しいたけの成長に必要な栄養源を供給し、原木しいたけを育んでいます。
クヌギという森林資源が、原木しいたけという食料を産み出すシステムは、耕地が限られたこの地域において、
栄養・生活保障の面で大きく貢献しています。さらに、原木しいたけ栽培が行われることで、
クヌギ林の伐採と再生が繰り返され、森林の新陳代謝を促し、水資源のかん養など森林の公益的機能の維持が図られるとともに、里山の良好な環境や景観保全につながっています。
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「大分乾しいたけトレーサビリティ」に参加しています
大分乾しいたけトレーサビリティとは
「大分県産」と表示され販売されている乾しいたけ製品が、たしかに大分県内で生産された乾しいたけだと証明できる仕組みです。
大分産乾しいたけを取り扱う業者、生産団体等が参加して2005年9月に設立しました。協議会は、参加市場、袋詰め業者の指導や監査を定期的に行い、管理に努めています。
安心のしるし
協議会に参加している袋詰業者の大分県産乾しいたけ製品には、「大分しいたけシンボルマーク」が貼付されています。
また、製品の一つ一つに固有のシリアル番号を印字しています。
大分乾物のシリアル番号は「102」です。
「大分乾しいたけトレーサビリティ協議会」詳しく見る